瀬戸内海の「アートな島々をヨットで巡る旅」(2025年7月3日~5日)、その記念すべき第一回モニターツアーのレポート、最終日・3日目です!
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Day3:〜 直島から豊島へ、風と光とアートとともに 〜
朝│始まりは、直島の「My Lodge」
My Lodge」での美味しい朝食から
瀬戸内海の静かな海を眺めながら、ゆっくりと味わうひととき。
心も身体も、じんわり目覚めていくような朝ごはんだったと思います。
私は、昨夜はヨット泊。
朝から心地よい風が吹いている!
「今日はきっと、最高のセーリング日和になるぞ」と、ワクワクが高鳴ります。
9時前│出航!

笑顔いっぱいで港に集まってくれた皆さんと合流し、9時前に、いざ出航!
目指すは、すぐ隣の島「豊島」へ。
約9,7マイル、風もまあま吹いてる強いぐらい?と思いながら、出来るだけ安心できるコースを考えてルートをとる。
目標は10時半着。
風を感じながらの気持ちいいセーリングのはじまりです。

ヨットに乗った瞬間から、皆がクルー。
フェンダーを片づけ、ロープを外し、風を見ながらセールを上げる。
昨日とは違う、直島の裏側をぐるりと巡るルートへ。
そこには、普段観光ではなかなか目にしない、もうひとつの直島の姿がありました。
ハゲ山になった土地、鼻をつく異臭。
私たちの生活の「表」と「裏」。
美しいアートの島の裏側には、環境への大きな代償も潜んでいます。
でも、まずは「知ること」。
それが、優しく生きる世界への第一歩だと感じています。
風をつかんで、帆がバサッと開く。
エンジン音のない世界。
聞こえるのは、風の音、波の音、そして仲間の笑い声。
船がぐっと傾くと「えっ!こんなに傾いて大丈夫?!」と驚きの声。
でも、これが風で進むセーリングの醍醐味。
風と海に身をゆだね、五感が研ぎ澄まされていく。

豊島美術館へ!

そんな豊かな時間を過ごしているうちに、あっという間に豊島・家浦港に到着!
「もう少しセーリングしたかった〜」「あー!楽しい!!」なんて声も!
楽しい時間はいつも、足りません。。
港ではレンタサイクルを借りて、いざ「豊島美術館」へ!
片道20分のプチサイクリング。

電動自転車でラクラク…と思いきや、軽く汗ばむちょうどいい運動に
美術館に足を踏み入れた瞬間、世界が変わります。
音が吸い込まれるような静寂、
白い空間に浮かぶ水の粒、
風が語りかけるようにそっと吹き抜けていく…。
ここは、もう自然そのもの
みんなで座って、寝転がって、それぞれ自由に感じる時間。
きっと、心の奥深くに何かが残ったはず。
写真も撮れない、ここに来た人しか味わう事の出来ない
特別な時間。

ランチ│海のレストラン
目の前には、どこまでも広がる海。
潮風に包まれながらのイタリアンランチ。美味しくて、最高の締めくくり。

それぞれ初対面だったはずなのに、
2泊3日のヨット旅の中で、すっかり”仲間”に。
笑って、語って、風に揺られて、
心も身体も解き放たれていった3日間。
最後は家浦港で解散。
名残惜しいけれど、きっとまた、海のどこかで再会できると信じて。
旅の終わりに

次回のテーマは、「Connect to Nature – 自然とつながる旅へ」
瀬戸内の島々で、もっと深く、もっと優しく、自然と対話する旅を一緒にしませんか?
風を感じたいあなた、
ヨットにちょっとでも興味があるあなた、
感性を刺激したいあなた。
次はあなたが、この海の旅の主人公かもしれません。