加計呂麻島(かけろまじま)は、奄美大島の南端にある古仁屋港から船で15分の場所に位置しています。
今回は奄美や加計呂麻島について紹介をします。
奄美の文化~自然崇拝とノロ神様・ユタ神様
奄美には、昔から「ノロ神様」と呼ばれる祭祀を司る女性や、「ユタ神様」と呼ばれる祈り人がいます。
自然の声に耳を澄ませ、風や海や星と対話しながら、人々の暮らしと魂を守ってきた存在です。
この島では祈りは特別な行事だけでなく、日々の暮らしに息づいています。
朝日や夕陽に手を合わせる。山に入るとき、海に潜るときに自然へ感謝を捧げる。
そんな営みが、今も人々の心に生きています。

立神様 ― 島を見守る存在
宿の前にそびえる「立神様」は、
この集落の象徴。
海の中から天へと伸びるその岩は、ただの岩ではなく「神が宿る岩」として大切に祈られてきました。
夕陽を浴びて黄金色に輝く姿は、何度見ても息を呑むほどの神々しさです。
カケロマブルーに包まれる
至福の時間
villaとうとがなしオープンまでの奮闘の
一日の終わりには、
作業服のまま海へ飛び込むのがお決まり。
“カケロマブルー”と呼ばれる真っ青な海に身を沈めると、足元をカラフルな魚たちが舞い、身体の疲れが一瞬で溶けていきます。
ただの休息ではなく、「自然に生かされている」という実感が湧く至福のひととき。
この瞬間があるから、また明日も頑張れるのです。


八月踊り ― 命をつなぐ祈り
夏の夜、集落に太鼓の音が響き、人々が輪になって踊る「八月踊り」。
ご先祖様と今を生きる私たち、そして未来へと続く命を結ぶ大切な祈りの時間です。
その輪に加わると、命そのものが喜んでいるような不思議な感覚に包まれます。
久しぶりにみなと祭りの本番にも踊る事ができました。ご先祖様とそして、移住してきた人も観光客もみんなの心が一つになっていく